作品2007
FolksSoul -失われた伝承-
Folklore
『FolksSoul -失われた伝承-』 は、2007年6月21日にソニー・コンピュータエンタテインメントから発売されたPlayStation 3(PS3)用ファンタジーアクションアドベンチャーゲーム。アメリカでは同年10月9日、ヨーロッパでは同年10月10日に発売。当初はダークファンタジーと銘打っていたが、分かりづらかったため変更となった。
作品2007
Folklore
『FolksSoul -失われた伝承-』 は、2007年6月21日にソニー・コンピュータエンタテインメントから発売されたPlayStation 3(PS3)用ファンタジーアクションアドベンチャーゲーム。アメリカでは同年10月9日、ヨーロッパでは同年10月10日に発売。当初はダークファンタジーと銘打っていたが、分かりづらかったため変更となった。
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この項目から調査する『FolksSoul -失われた伝承-』 は、2007年6月21日にソニー・コンピュータエンタテインメントから発売されたPlayStation 3(PS3)用ファンタジーアクションアドベンチャーゲーム。アメリカでは同年10月9日、ヨーロッパでは同年10月10日に発売。当初はダークファンタジーと銘打っていたが、分かりづらかったため変更となった。
『FolksSoul -失われた伝承-』(フォークスソウル うしなわれたでんしょう、北米版タイトル "Folklore" )は、2007年6月21日にソニー・コンピュータエンタテインメントから発売されたPlayStation 3(PS3)用ファンタジーアクションアドベンチャーゲーム。アメリカでは同年10月9日、ヨーロッパでは同年10月10日に発売。当初はダークファンタジーと銘打っていたが、分かりづらかったため変更となった。
孤独な女性エレンはある日、幼い頃死別したはずの母親からの手紙を受け取る。母親の姿を求め「死者に会える」という伝承の残る辺境の寒村・レムリックを訪れた彼女は、同じく謎めいたきっかけによって村へやってきた記者のキーツと出会う。万霊節の夜の不思議な体験によって「異界」と「フォークス」の存在を知ったエレンとキーツは、過去の忌まわしい出来事に触れたがらない住人や何らかの思いを残して死んだ者達と「異界」を通じて接し、レムリックで起きた事件を解明しようとする。
「フォークス」と呼ばれる異界の住人の魂を使役し、敵と闘っていく。攻撃によってある程度弱らせると浮き出てくるフォークスの魂「ID(イド)」は、モーションセンサーの動作(SIXAXIS)によって吸収することができる。吸収したフォークスのIDを○×△□の4ボタンそれぞれに割り当て、自由に攻撃を組み立てられる。登場するフォークスは100種類以上で、連打により連続攻撃を叩き込むもの、マシンガンで遠隔攻撃が可能なもの、巨体から強烈な一撃を繰り出すもの、盾やバリアの役割をするものなど、多様に存在する。
「ダンジョントライアル」モードでは、本編で入手したフォークスを使い自分でダンジョンを作り、ネットワークにアップロードし他のプレイヤーにプレイさせたり、他のプレイヤーがアップロードしたダンジョンを楽しむことが可能。
PlayStation 3のゲームで初めて(当時としては)PlayStation Portableと連動する機能を備えているが、PlayStation Portable用ソフト『Coded Soul -受け継がれしイデア-』(2008年2月7日 発売)が必要である。開発初期のタイトル名は『MONSTER KINGDOM UNKNOWN REALMS(仮)』(モンスター・キングダム・アンノウン・レルム(仮))であった。PlayStation Portableで発売された『モンスターキングダム・ジュエルサモナー』との関連は不明。
シナリオは『Lost Memory』『Creatures〜生きとし生けるもの達へ』『人形の傷跡』等を製作したゲーム制作集団「Child-Dream」(現・株式会社ミスタ・ストーリーズ)の宮下英尚が手掛けている。メインテーマは死後や生死への探求であり、「自分もいずれは死ぬ(消滅する)という事を普段から意識していては、人は恐怖やストレスでおかしくなりかねず、生きていけなくなる。そのため普段はそれらを忘れることで、生きていける」などといった、死生観にまつわる思想的な話が強い。
日本国内での初日売上7000本、初週売上16000本。2007年10月現在40348本。
物語の舞台はアイルランドの架空の村。死者の声を聞ける万霊節の11月2日とは現在ではハロウィンとも関連するカトリックにおける死者の日のことである(アイルランドは土着のドルイド教とキリスト教を融合したものを信仰している)。妖精に誘われて環状列石(アイルランドで言うドルメン)から生きたままに異界を訪れることもケルトの伝承と一致する。また、作中には死を予告する妖精バンシー、勇者クー・フーリンなど様々なアイルランド伝承からの引用が見られる。異界にもケルトの世界観が用いられ、妖精が住まい永遠の命を生きられる異界「妖精界」(作中ではアイルランド語で妖精を意味する『シー』の呼び名も当てられる)は、ケルトが求めた歓楽の国そのものである。
他にも、ストーリーのなかでマヤ(サンスクリット~仏教の王)、ブラフマー(ヒンドゥー教の創造神)などストーリーのなかで様々な宗教的と生死感が登場する。
エレン/セシリア
主人公。幼少の頃に両親を亡くして孤児院で育った女性で22歳。現在は大学に通っているが内向的な性格で、服装も黒いものを好むため、他の学生からは“黒い女”などとからかわれている。死亡したはずの母親から“会いたい”という手紙が届き、レムリック村へ向かう。その後、スケアクロウに導かれ異界を移動できる力を持った霊衣を纏って“伝達者”となり、自身の過去を探るため妖精王の協力者となり異界真央を目指す。作中後半、実は本名がセシリアと言い、かつてレムリック村に住んでいた過去が明かされた。仲の良かった少年エルヴェの回復を願い、ハリエッタから教わった妖精の伝説に望みを託して列石の奥の部屋「聖地」の謎の声に従って血を捧げるも失血死寸前に陥ってしまう。その後、エルヴェの死と引き換えによる輸血で助かるもハリエッタと灯台守ライアンの失言によってエルヴェの両親から憎まれることになり、母親によって聖地に隠される。聖地で「皆が命を大切にすればいいのに」と願ったことからスケアクロウが生まれ、後に村の外に逃がされたことで名を変えて一人で生きていくことになった。霊衣を纏えるのは異界を旅する一族であるリヴァネの血を引くため。
イングリッド
死亡したと思われた、エレンの母親。ローブを纏って村で暗躍するが、その行動原理は終始娘を守るためで、そのためならば殺人すら厭わない。
キーツ
もう一人の主人公で、三流オカルト雑誌「アンノウン・レルム」の記者。27歳。本人はオカルトの類をまるで信じておらず、また認めたがらない性格である。ある日『妖精に殺される』という見知らぬ女性からの不可解な電話(事件に巻き込まれたセシリア(エレン)の心の声)を受け、村を訪れる。実はアンノウン・レルムはエルヴェ死亡の少し前に廃刊となっており、正体はエルヴェの「セシリアを守る」という願いによって生み出されたハーフライフで、容姿はエルヴェ自身が大人になった姿を想像して描いた絵そっくりである。エルヴェ宅にあった絵と廃刊したアンノウン・レルムを見て自身が何者かを悟った。その後は異界に存在していた編集室へと戻るも今度は逆に霊衣の力でエレンが訪れる。
シュゼット
自身につらくあたる母親に反発心を抱いている、少年のような格好のぶっきらぼうな少女。実はセシリアを巡る事件によって家庭環境が崩壊してしまったエルヴェの妹で、村にやってきたのは兄の死について調べることである。しかし、本当の目的は家族をめちゃくちゃにした元凶を殺すためで、一名を除いた村で起こった連続殺人の犯人である。エレンと友達になったことでその真相に苦悩し、異界に発生した彼女にまつわるフォークスを排除することでようやく救われる。
スケアクロウ
エレンに異界のへの入り方を教えたかかしのハーフライフ。飄々とした態度で、エレンを知っているような口を聞く。妖精王に仕えて異界真央を目指すが、実は妖精王に従っているのではなく、自身のために異界真央を目指しており、その目的は「双樹」と呼ばれる異界と現世をつなぐ木のような存在を現界させることで、人々に死の恐怖を知らしめることである。かつてセシリアの「皆が命を大切にすればいいのに」という願いに生み出され、エレンを見守りつつもその願いの成就のために暴走を始めるが、エレンによって止められる。
ベルガエ
キーツに異界のへの入り方を教えた透明人間のハーフライフだが、元は人間で、生前はリヴァネの部下の最後の一人である。知的で、現代社会に対しても知識があるため、リヴァネに仕えている。
出典: FolksSoul -失われた伝承- (CC BY-SA)
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